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第3期市民後見人養成研修(実務研修4)を東郷町民会館で行いました
2020.11.02 Monday(11:51)

 実務研修4回目となったこの日は青空が広がる気持ちの良い秋晴れとなりましたが、研修会場は感染症対策で扉や窓を開けていたため、時折冷たい風が吹き抜けたようにも思われました。これからの季節、研修会場の室温管理と換気にはじゅうぶん気をつけようと思います。

 

 さて、午前の講義科目は「消費者被害から守る」で、日進市・東郷町消費生活相談員の斎藤立子先生にご講義いただきました。

 講義では「消費生活相談の実態とその対応」、「悪徳商法の手法・被害」、「クーリングオフ・消費者契約法」について学びました。途中、悪徳商法の手口を即興の寸劇で説明したり、クーリングオフを〇×形式のクイズで解説したりするなど、消費者被害の実態を真剣かつ楽しく学ぶことができました。また、斎藤先生がこれまでに受けた消費者トラブルの相談事例も紹介され、その具体的な内容に研修生の皆さんもスタッフも、つい聴き入ってしまいました。

 グループワークで研修生の皆さんが印象に残ったという斎藤先生の言葉を紹介すると、「契約は解除できても、お金が戻ってくるとは限らない」、「無謀とも思われる契約を結んだ本人に対して、まずは本人がどのような思いからその商品を購入しようとしたのか、本人自身から事情を聴く必要がある」、「被害届を出している人は、実際に被害にあっている人の数分の一に過ぎない。なぜそうなのか、そこを考える必要がある」などの声がありました。

 皆さんも万一の時には、身近な消費生活センターに相談するか、もしくは消費者ホットライン「188(いやや)」に電話相談をしましょう。

 

 つづいて午後の講義科目「精神疾患の知識」では、「高次脳機能障害の基礎知識と症例」および「支援に対する基本的姿勢」について、高次脳機能障害相談支援センター笑い太鼓名古屋の相談員である長谷川真也先生にご講義いただきました。

 高次脳機能障害は中途障害であり、障害の認識がない本人に対してはまず本人が生活訓練や職能訓練を通して障害の現実に向き合い、障害の自己認識をもっていただくことの必要性が強調されました。そしてそこを起点として、社会に適応していくモデルを考えていくことの重要性が説かれました。講義では抽象的な概念も多かったのですが、講義終了後のアンケートでは「難しかったが、まあまあ理解できた」との感想もあり、高次脳機能障害を持つ方を知ろうとする研修生の皆さんの熱意が伝わってきました。

 

 振返りのグループワークでは、認知症高齢者の方が必要以上と思われる商品の購入を契約した場合を想定し、各自が後見人の立場からどのような対応をしたら良いのかについて、話し合いをしました。今日の講義で学んだ知識を活かし、皆さんそれぞれが積極的に意見を出し合ったグループワークとなりました。

 


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