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研修 成年後見のひろがり
2012.02.25 Saturday(14:33)
 
「第7回 権利擁護 虐待防止セミナー成年後見のひろがり」東京 新霞が関ビル・全社協灘尾ホールへ行ってきました。研修は明治法科大学院教授 弁護士の平田厚先生の講演から始まり、その後は専門職、市民後見の取り組み、法人後見の実践報告のあと、弁護士、司法書士、厚生労働省担当者がコメントをしていました。全国から約300名の参加者がいましたが、主催が全社協なので社協関係者が7割以上でした。



弁護士の平田先生は、増え続ける成年後見制度の課題として、受け皿問題と不祥事事件を挙げていました。親族後見人の不祥事に対して、地域で親族後見人を支える仕組みが必要である。
たとえ弁護士でもたった一人で仕事をしてはいけないと感じている。預かり金のうちほんのわずかなお金に手をつけてしまって弁護士バッジを失うこともある。市民後見のことも含めて受け皿を広げていくことは必要だが、地域のチェックシステム機能をどう作っていくか。法人後見に対する期待も大きいが、どういうケースを法人が担うのかはふるいにかける必要があるという内容の講演を聞かせていただきました。
平田先生は法科大学院の教授でもあり、障害のある人の権利擁護についての著書も多数出しておられます。講演後に愛知県へ講演に来てほしいと依頼したところ了解していただけました。

成年後見制度の利用が年々確実に増えており、国としては新たな受任の受け皿に市民後見人を考えています。昨年から3年間でモデル事業を行っており来年は2億円の予算を予定しています。市民後見人について先駆的に始めていた大阪や世田谷区の取り組みが紹介されました。どちらも平成18年ころから取り組みがあり現在までにどちらも60件程度市民後見人が受任しています。しかし、市民後見人養成にはかなりの研修とその後の支援が必要です。どちらもそれは手厚く研修後のバックアップ態勢を図っておられます。このことは市民後見人の活動を支える「継続的なシステムづくり」が必要不可欠であり、市民の活動を専門的にサポートし、成年後見監督人を社会的にどのように機能させていくかが重要課題であると痛感しました。 尾張東部成年後見センターではまだセンターとしての法人体制を整えることが最優先課題なので、いましばらくは市民後見人養成までは遠い道のりですが、より身近な市民が市民を支える仕組みも今後の課題にしていきたいと思いました。

東京は遠い…往復6時間以上かかります。
帰りは疲れて東京駅でおやつを食べてから新幹線に乗りました。

| 2012.02.25 Saturday | 職員の業務日誌 | comments(1) |
コメント
平田厚先生の「知的障害者の自己決定権」(エンパワメント研究所)は、成年後見制度が始まるころに書かれていて、10年以上前の本ですがいまも示唆に富むもので、読み返して、とても勉強になります。

一度、お話を聞いてみたいです。
From.会員番号11 2012/02/25 9:58 PM